バツイチとバツニの違い、離婚経験者は地雷なのか
誰しもが離婚しようと思って結婚するわけではありませんが、結婚生活がうまくいかずに離婚してしまうカップルはいます。
1度離婚した人をバツイチ(×1)2度離婚した人をバツニ(×2)と言います。同じ離婚経験者であっても両者には大きな違いがあります。
バツイチの人は、一度は結婚に失敗したということになります。失敗した理由が何だったのかを真剣に考えて、同じ過ちを繰り返さないようにする心構えがあれば、2度目の結婚を考えて成功すれば幸せをつかめるかもしれません。
バツニの人は2度結婚に失敗しているということです。1度目の失敗を反省したのかはわかりませんが、同じ失敗を2度繰り返しているということです。2度あることは3度あるといいますが、結婚生活に失敗した原因がわかっていなければ、また同じ失敗を繰り返す可能性は高いのではないでしょうか。
はじめて結婚する人は、結婚に憧れや理想を抱いていることが多いですが、バツイチとバツニの人は結婚の現実を知っている人たちです。バツの数は増えればいいというものではありませんので、できれば一度も失敗しないで幸せを掴めるといいですね。
結婚するには妥協が必要
誰もが理想とするパートナーと結婚したいと願っているとは思いますが、すべての人が理想の相手と結婚できるとは限りません。
結婚するのが目的であれば、現実をみて妥協することが必要になってきます。自分の条件から、釣り合う相手を見つけその中から一緒に生活しても破綻することがないだろう相手を見つけることができれば、そのパートナー探しは結婚相手探しにおいては正解になります。
理想のパートナーを求め続けて、いつまでも結婚できなかったり、理想のパートナーを見つけることはできたが、一緒に生活を始めてから問題が出てきて結婚生活が破綻すれば、相手探しでは成功したのかもしれませんが、目的としていた結婚では失敗したことになります。
結婚相手を探すにあたっては、必ずしも理想の相手である必要はないと言えるでしょう。妥協することができなければ、婚活では成功することができないのです。
40代未婚者は本当に地雷なのか?
40歳を超えても結婚しなかった人は、婚活市場では避けられてしまう場合があります。
一般的な男女であれば20代後半から30代前半にパートナーを見つけて結婚しますが、その結婚適齢期をすぎても結婚をしてこなかった男女には、誰もが何かあるのではないかと考えてしまうのです。
実際、結婚してこなかったのには、仕事が忙しすぎてキャリアを優先させたり、家庭の事情で婚期を逃してしまったりと、個々の様々な事情があるのかもしれませんが、多くの理由は性格によるもので自分の生活を優先させた結果独身のまま40代となっていることが多々あります。
結婚生活においては、見知らぬ男女が一つ屋根の下で共同生活を送るのですから、自分の生活を優先するようなことでは、円滑な夫婦生活はままなりません。40歳を過ぎても結婚をしていないパートナーを選ぶのは絶対にやめたほうがいいとは言えませんが、慎重に相手を見極めないと手痛い失敗をすることになるかもしれません。
真剣に婚活をしている人と遊びの付き合いをするのはリスクが高すぎる理由
結婚をするために婚活をしている人はたくさんいますが、婚活している人と一時の遊びを楽しむ目的で付き合いをしようとしている不届きものも世の中にはいます。
結婚願望は悪い人間に付け込まれることがありますが、婚活している人に付け込む人は、その行為がどれだけリスクが高いのかわかっていないことがあります。
年齢を重ねて真剣に結婚を考えている人は、もう後がないという状況の人もいます。後がない人は、婚活にそれこそ命をかけるつもりでやっている人もいるので、その人たちの真剣な心を弄ぶことは万死に値する恨みを買ってしまうことがあるのです。
「無敵の人」という言葉がありますが、これ以上失うものがない人を敵に回すことは本当に危ないのです。婚活でがけっぷちの人も、婚活に失敗すればもう失うものもない状態ということもあるので「無敵の人」といってもいいでしょう。
度々ニュースなどにもありますが、男女のもめごとが殺傷事件に発展したような場合は、ほとんどが結婚に関連するものです。軽い気持ちで婚活アプリで相手をひっかけて遊ぼうと考えている人は、一時的な快楽に身を任せる軽はずみな行為がどれだけリスクが高いことなのかを知っておかないと身をもって体験することになるでしょう。
結婚したいという思いは詐欺師の格好の餌食
人の欲望というのは詐欺師にとっては格好の餌食になります。結婚したいという願望も人間のもつ欲望です。古今東西、結婚詐欺師がいなくならないのには理由があるのです。
婚活をする男女は、たいていは年齢が高齢になってこのままでは結婚できないのではないかと焦って婚活を始めます。普通の恋愛をしたいと考えている人は、はじめから結婚を意識した付き合いは重すぎるので避けるものです。
そうなると結婚したい男女にマッチングするのは、同じく結婚したい異性しかいなくなります。運よく結婚相手を探している相手に巡り合えれば、ゴールは近づきますが、その相手のなかには結婚詐欺師が混じっていることがあるのです。
結婚詐欺師は表向きは、自分も結婚したいという意思表示をしているので、本当に結婚したい人なのか、詐欺師なのかは見分けがつきません。婚活している人は、焦りがあるためにその思いを詐欺師に狙われてしまうことがあります。
相手の条件が不思議によかったりしたら、詐欺師の可能性は高まるでしょう。なぜなら、同じように本当に婚活をしている異性は、これまで結婚できなくて焦っている自分と同じ立場の人なのですから、自分の立場になって冷静に考えてみれば答えは出るのではないでしょうか?
恋愛結婚という幻想
結婚するなら好きな相手としたいと思うのはいたって普通のことですが、恋愛結婚は実はあまりうまくいきません。
昔は多くの男女が結婚して家族をもっていましたが、その多くはお見合いによるものです。恋愛結婚が増えてきてから結婚率が下がり、離婚率が上がっているというデータも一部ではあります。
恋愛から結婚がうまくいかない理由は、そもそも恋愛と結婚は別物という事実があります。
恋愛=結婚と考えている人は、結婚後の恋のない生活に耐えられないので別れてしまうのではないでしょうか。
それでも、多くの人は恋愛を求めそこから結婚相手を探します。この原因はメディアにあるといえるでしょう。トレンディドラマや映画で、男女の恋愛を熱く熱演すれば視聴者は喜びますので、そのようなドラマや映画がたくさんあります。しかし、その多くはフィクションであって現実とは異なります。
恋というのはある種の麻薬のようなもので、人の心を狂わせます。理性を欠いた男女が勢いで結婚したら、うまくいかないのは当たり前のこととも言えるでしょう。
婚活アプリで結婚相手を探すのが難しい理由
結婚相手を探す方法はいろいろありますが、最近は手軽なオンラインの相手探しをする人が増えてきています。手軽なアプリで結婚相手が見つかれば、こんなに便利なこともありませんが、そうは簡単にはいきません。婚活アプリには、結婚相手が探しにくくなっている理由があるのです。
世の中には婚活アプリを謳っているアプリがたくさんありますが、その実態は出会い系サイトとたいして変わらないアプリが多く存在します。婚活アプリといいながら、もっとも問題なのは既婚者が簡単に登録できてしまうことです。
ただの出会い系アプリであれば、不倫や割り切った関係を求める男女の営みに使われていることも理解できますが、結婚を目的とした「婚活」を謳っている以上、既婚者が登録できるのは論外です。なのに、この既婚者利用に関しては、制限をかけることもなく、また行政組織がその規制や監視をするという姿勢を見せることもなく完全に野放しになっています。
そのため、婚活アプリには、結婚相手を探すふりをしている既婚者ヤリモクや結婚詐欺師の登録が後を絶ちません。婚活アプリ側も、その実態を把握していながら、既婚であっても、男性利用者は、会員費用を払う良い客になってしまっているので規制することに完全に後ろ向きです。この仕組みの被害にあっているのは、結婚相手を真剣に探している独身女性なのです。
婚活アプリが、独身証明書の提出を徹底して義務付けるような改革を行わなければ、婚活アプリで真剣な相手を探すのは今の難しいままの状態が続くことでしょう。真剣に相手探しをしている男性もいるので、婚活アプリで結婚相手を探すことは今の状態でも不可能とは言いませんが、今のアプリ事情からみれば婚活アプリで結婚相手を探すのは難しいと言わざるおえません。
真面目に結婚相手を探したい女性は、結婚相談所で相手を見つけるのが近道ですが、結婚相談所は高い料金がかかり、相談所であっても絶対相手が見つかるわけでもないのが現実です。婚活アプリか、結婚相談所か、どちらを選ぶべきなのか、結婚相手探しをするまえに、多くの女性はそこで躓いてしまうのです。