人口減少の原因は現在の婚姻制度にあるのか？
日本は人口が減っています。その原因が実は婚姻制度にあるとしたらどうでしょうか。
結婚をためらう理由はいろいろありますが、その上位に登場する理由に「お金がない」という問題があります。最近の日本は経済が低迷し、若者を中心に収入が減少傾向にあります。お金がなければ結婚をためらう人が増えるのは当然のことです。
しかし、お金はあるところにはあります。日本には200万人ほどの富裕層がいると言われているのです。この富裕層たちは結婚における収入面の問題は全くない人たちといえるでしょう。その人たちが仮に複数の人との婚姻が可能になったら、お金の問題を考えずに結婚できる人たちが増えるかもしれません。そうすると今の婚姻制度自体が少子化の原因になっていると考えることもできるのです。
しかし、海外の先進国の中には現代の婚姻制度でも問題なく人口が増えている国もあるという意見もあります。その理由は何でしょうか？
それらの国と日本との違いでは移民政策をとっているかいないかが大きな違いといえるでしょう。婚姻制度が人口減少の原因というのはまだ妄想に過ぎません。しかし、日本の人口減少問題を考えた時、現在の婚姻制度だけでなく、様々な角度からみて人口減少を食い止めるための仕組みそのものを見直す必要があるのは間違いないでしょう。
