結婚に関するメモ書き

結婚に関することのメモ書きです。

事実婚を選ぶ男女たち

結婚の形も時代とともに変わっていきます。現代では婚姻届けを出さず入籍をしないで形の上で夫婦生活を送っている男女も存在しています。世間ではそういう男女の生活を事実婚と呼んでいます。

事実婚には名前を変えずに生活を続けられるというメリットがありますが、それ以外に婚姻していないことで財産の相続税金面で不利益を受けることがあります。そういう点から見れば結婚と同様の生活をしているのであれば婚姻届けを出して入籍をしておいたほうが良いと言えます。

しかし、事実婚で困るのは何といっても子供ができた時のことでしょう。はじめから子供を作る気がない。年齢などの事情で子供を作れないのであれば、事実婚を選ぶのは結婚をしても離縁してしまう男女が多い現代においては、いろいろと都合が良いこともあるのかもしれません。

結局のところ結婚というのは一つの制度に過ぎず時代の変化とともに男女の付き合い方は変わっていきます。事実婚を選んで生活しているカップルは旧来の制度にこだわらない、メリットを見出すことができなかった人たちなのかもしれません。その人たちと昔からある結婚制度を選ぶ人たちのどちらが時代に適した方法をとっているのかその答えがわかるのはずっと先の話になるでしょう。