結婚に関するメモ書き

結婚に関することのメモ書きです。

「結婚」=「幸せ」ではない

世間では「結婚」=「幸せ」のようなイメージが持たれていますが、「結婚」は必ずしも幸せを呼ぶとは限りません。

結婚したばかりにいらない家族間の問題を抱え込んでしまったり、夫婦生活がうまくいかずに離婚する男女もいます。これは「結婚」=「幸せ」ではないという証明です。

結婚することは幸せになるための条件ではありますが、幸せになるかは結婚後の二人の生活によって決まります。夫婦で愛情のある家庭を築き何不自由なく生活できるなら結婚生活は二人にとってかけがえのない幸せを運んでくれることでしょう。

結婚して幸せになるかは、結婚後の生活にすべてがかかっています。幸せというのは自分自身の感じ方ですべてが決まるので、一見すると幸せそうに見える夫婦であっても、その生活が実は他者へ良いところを見せるためのかりそめの結婚生活だとしたら幸せとはいえないでしょう。

理想を捨てれば結婚できるかもしれない

結婚をするために男女は日々理想の相手を探していますが、それが結婚を遠ざける理由になってしまう場合があります。

例えば、世の男性に対して誠実さばかりを求めたところで、男性の生理的な仕組みからして浮気を絶対にしない男性を見つけるのは困難です。もし、そのような男性がいたら生殖機能に何かしらの問題を抱えている可能性のほうが高くなります。

人生何十年生きて行けばちょっとした誘惑に惑わされてしまう時もあるでしょう。何でも赦せというわけではありませんが、たった1回の過ちを赦すことすらできないようなら結婚には向いていないのかもしれません。

自分の理想の容姿の女性を追い求める男性は、自分がすでに相手の女性と釣り合わない年齢になっていても、気がつかずに理想だけを追い求めてしまっている場合もあります。

理想の相手を追い求めるのは結婚をしたい男女にとって重要なことかもしれませんが、理想を追い求めすぎるゆえに過去に結婚できたチャンスを逃し、婚期を過ぎても婚活を続け、条件がさらに悪くなっても、結婚願望を捨てきれずに婚活地獄へとはまってしまう人もいます。

今婚活を続けているのに相手が見つからないと嘆いている人は、自分の理想と現実を見直してみる時に差し掛かっているのかもしれません。

婚活の出会いの場に理想の相手がいない理由

結婚を求める男女は、理想の相手を探すために婚活をして出会いを求めます。婚活はパーティー合コン街コンネット婚活結婚相談所といろいろな方法があります。

しかし、それらを使って相手探しをすると、自分が理想としていた結婚相手とは別の相手ばかりと知り合うことが多く、現実に打ちのめされることがあります。

なぜ婚活の場に理想の相手がいないのか、その理由は単純明快です。理想の相手のように好条件の男女は婚活などしなくても相手を見つけて結婚してます。婚活の場に集まるのは、なかなか相手が見つからず、重い腰を上げて結婚相手を探すコミュニケーションスキルが低い人や、性格や容姿に難があって恋愛がうまくいかない人や、バツイチなど結婚に一度失敗した人たちが多くなっています。

そういう人の中にまれに理想としている相手がいることもあるかもしれませんが、婚活の場では自分の理想より条件を落として相手を探さなければ婚活疲れをしてしまい相手はさらに見つからなくなるでしょう。

これから婚活をしようと考えているなら、婚活を始める前に自分の理想の相手を考えるのではなく、どんな相手なら結婚に妥協できるのかを考えてから始めるほうがいいでしょう。

男性の理想の結婚相手

すべての男性は面食いといってもいいほど、恋人選びには外見を重視しますが、結婚相手となると事情が変わってくることがあります。

男性が結婚相手に求めているのは安らぎです。多くの男性は仕事で疲れた時に支えてくれるような女性を求めているのです。
その相手が美人であれば、理想的ではありますが、美人というのは多くの場合、男性にちやほやされた経験が豊富なため、男性に対してかまってほしいという強い欲求を出すことが多いのですが、男性を陰で支えたりするような気づかいは苦手だったりします。男性が結婚する相手に美人よりも普通の女性を選ぶことがあるのにはこういう理由があるのです。

現代では、共働きの一家も増えて、家事、育児は女性の仕事というくくりではなくなってきていますが、役割分担として育児、家事、料理などは女性が中心となって行う生活習慣は変わっていません。男性はこういう作業自体が苦手な人も多く、得意な女性が多いということもありますが、男性にとっては家庭を任せられる女性というのは結婚相手として理想的な相手となります。

すべての男性の理想がこの通りではないので、仕事ができる女性を結婚相手に選びたいという人もいれば、美人であればだれでもいいという人もいるでしょう。あなたは結婚相手にどのような条件を求めますか?

時代が変われば婚活も変わる

前回結婚の形は時代とともに変わると書きましたが、婚活も時代とともに変わります。

そもそも婚活という言葉は昔はありませんでした。この言葉自体が時代を反映していると言っていいでしょう。現代では、まず男女の晩婚化とともに少子化が進み、結婚するためには結婚に向けた行動をとらなければ結婚ができなくなってきているのです。

そこに目をつけたのは、今婚活サービスを提供している企業たちです。結婚情報サービスや、仲人婚活イベント主催者などはこのブームに乗じてサービスの拡大を図っています。これらのPR活動などによって婚活はさらに現代社会へ浸透していっています。

また、これらのサービスが増えた大きな理由にインターネット革命が挙げられます。誰もがスマホを使って簡単にネットにつながっている時代。婚活をしている人たちを集めたり、まとめてイベント開くのにインターネットはとても便利なツールです。距離的な制約もインターネットは解消し、遠くの相手でも理想の相手ならネット通信を使ってコミュニケーションをとることも可能となっています。昔だったらご近所同士で知り合い結婚するといったことが普通でしたが、現代では長年結婚できなかった隣の○○さんが4つ隣の県の△△さんと突然結婚するといったウルトラCな事象も現実になってきてます。

サービスの充実は婚活に良い面ももたらしますが、悪い面もあります。対象が広がったことで男女は理想の相手を選択できずにむしろ婚活すればするほど結婚できなくなってしまう場合だってあるのです。

時代とともに様々な事象が変わっていくのは仕方がないことです。現代ではそれをどう生かすかは私たちに委ねられているといっていいでしょう。

事実婚を選ぶ男女たち

結婚の形も時代とともに変わっていきます。現代では婚姻届けを出さず入籍をしないで形の上で夫婦生活を送っている男女も存在しています。世間ではそういう男女の生活を事実婚と呼んでいます。

事実婚には名前を変えずに生活を続けられるというメリットがありますが、それ以外に婚姻していないことで財産の相続税金面で不利益を受けることがあります。そういう点から見れば結婚と同様の生活をしているのであれば婚姻届けを出して入籍をしておいたほうが良いと言えます。

しかし、事実婚で困るのは何といっても子供ができた時のことでしょう。はじめから子供を作る気がない。年齢などの事情で子供を作れないのであれば、事実婚を選ぶのは結婚をしても離縁してしまう男女が多い現代においては、いろいろと都合が良いこともあるのかもしれません。

結局のところ結婚というのは一つの制度に過ぎず時代の変化とともに男女の付き合い方は変わっていきます。事実婚を選んで生活しているカップルは旧来の制度にこだわらない、メリットを見出すことができなかった人たちなのかもしれません。その人たちと昔からある結婚制度を選ぶ人たちのどちらが時代に適した方法をとっているのかその答えがわかるのはずっと先の話になるでしょう。

結婚にかかる費用

お金がないので結婚できないという男女が増えています。実際結婚するにはどれくらいのお金が必要なのでしょうか。ざっとみてこれくらいはかかるとみておいたほうがいいでしょう。

結婚式、披露宴 200万〜400万
指輪(婚約、結婚)40万〜80万
新居 50万〜100万
新婚旅行 20万〜100万

総額 300万〜プライスレス

たしかに結婚はお金がかかります。しかし、節約しようと思えば節約する方法もあります。
結婚式や披露宴はやらないという方法もありますし、やったとしても費用を極力抑えることでご祝儀でカバーすることができます。指輪も相手次第では金額ではなく心のこもった指輪で満足してもらえるかもしれません。新居はわざわざ用意しないで今の住居に落ち着くまで住むという手段もあります。新婚旅行は一生の思い出ですが、旅行がきっかけで夫婦仲がうまくいかなくなるようなカップルもいることを考えれば行かないほうがいいかもしれません。すべての費用を抑えれば結婚に必要なのは実質婚姻届けを出しに役所にいく交通費だけで済みます。

結局のところお金がないから結婚できないというのはいいわけでしかありません。ではなぜ結婚をためらうのでしょうか。その理由は、将来への不安が大きいからでしょう。不安定な雇用、見通せない将来、不安な日常生活。この状況が多くの男女にとって結婚をためらう障害になっているのでしょう。あなたはお金があったら本当に結婚できると言えますか?