結婚に関するメモ書き

結婚に関することのメモ書きです。

少子化を解決するためには昔の生活がいいのか?

男性と女性の意識が過去と比べ大きく変わっている現代においては結婚における男女の役割も変化をしています。

昔は男性は仕事をして稼いで女性は家と家族を守るというのが一般常識でした。これは効率の良い社会の仕組みでもありました。しかし女性の社会進出に伴い男性は家事をして女性をサポートする必要性がでてきました。夫婦共働きの家庭では男性は昔のように家事はしない意識でいると女性の不満がたまり家庭崩壊につながります。男性と女性それぞれが仕事を持っている家庭では家事の分担も男女で分ける必要があるのです。

女性も合わせて意識を変える必要があります。しかし中には間違えている人もいます。男性が働き女性は専業主婦で役割分担をして生活している家庭なのに、時代が変わったのだからと共働き家庭と同じように男性に家事の負担を過剰に求めると男性側の不満がたまります。男性は仕事をし家事もしているのに奥様はショッピングにいそしんでいるようでは男性はこの女性はいったい何のためにいるのだろうと疑問を持ちます。家庭は遅かれ早かれ崩壊するでしょう。

男性と女性で役割分担をしていた時代は効率の面ではとてもよい循環がありました。世界に偉業を残している人が何か一つのことに没頭した人物が多いことから効率性を考えれば役割分担をするのが一番よいことははっきりとしています。
昔の家庭では家事育児を女性に任せることができるので男性は集中して仕事をすることができました。育児のために他人に自分の大切な子どもを預けるような危険なこともありません。最近の少子化問題は家庭における効率性が欠如していることが一つの要因とも考えられます。

しかし昔の家庭の仕組みには大きな欠陥がありました。この仕組みの中では女性は男性の収入に依存してしまうので経済的には弱い立場になってしまいます。一家の大黒柱が病気になったり働かなくなってしまうと家庭が成り立たなくなることもありました。この問題を解決することに大きく貢献したのが文明の発達です。

現代では文明の発達に伴い家事の負担は昔に比べて大幅に軽減されています。これによって女性が時間を持つことができるようになり女性の社会進出が促進されました。こうして男女共働きというスタイルが現代に登場することになります。

すべての仕組みにはメリットがあればデメリットもあります。文明の発達は男性にも力を与えました。男性は無理に女性と結婚をしなくても文明の利器を活用すれば最低限度の生活を営むことができるようになったので結婚を望まない男性も増えてきました。晩婚化の理由はこういった文明の発達による影響もあることを忘れてはいけません。

これらのことを総合的に考えると少子化問題を解決するには昔のスタイルの生活に戻すことも良いアイデアなのかもしれません。あなたならどちらの生活スタイルが良いと思いますか?