結婚に関するメモ書き

結婚に関することのメモ書きです。

理想の相手ではないほうが結婚生活はうまくいく?

結婚を夢見る男女は理想の相手を求めがちですが、理想の相手との結婚というのは実はうまくいかない場合があります。人間関係は相手への期待によって評価が変わることがあるからです。

例えばいつも気が利かない人がたまたま気の利くところをみせると、この人は本当はいい人なんだと評価が上がることがありますが、いつも気が利く人がたまたま体調が悪くて気が利かないことがあると、いつもとは違うと評価が下がることがあります。これはどちらの方がいい人かという話ではなく、人は相手への期待を上回った反応があった時に評価が上がるという傾向があるからです。

これを結婚相手にあてはめると、理想の相手というのはすでに満点に近い状態なのでそこから評価をあげるのはとても難しいことになります。それに加えて結婚後の夫婦の共同生活では相手の嫌なところが見えてくることが多くなります。これは理想の相手であって評価が高い人ほど結婚後に落胆されることが大きいことを意味しています。

逆に考えると、相手への期待が薄い理想の相手ではない人との結婚なら、はじめの相手に対する期待は低いので多少嫌なところが見え隠れしても許せる可能性は高く、結婚生活はうまくいく可能性が高くなるのです。

それでは理想の相手を結婚相手に選ばない方がいいのでしょうか?
理想の相手を結婚相手に選んだ人は、結婚後に相手への過剰な期待をやめるように考え方を変えておくことで相手の行動に対する失望感を生まなくなるので夫婦生活はうまくいく可能性が出てくるでしょう。元々相手は理想の相手なのですから、相手への過剰な期待感をなくせば相手の良いところばかり見えていつまでも末永く仲の良い夫婦でいられるのではないでしょうか。